メニュー

徳源寺

徳源寺について

年間行事予定【令和二年度(2020年)】

1月1日 歳旦
1月2日~5日 大般若札配り
3月11日 東日本大震災~鎮魂の祈り~2時46分
3月17日~23日 春彼岸参り
5月8日 花祭り(午前9時~12時)
本堂前に甘茶を用意してますので、どうぞご自由にお飲みください。
8月5日~14日 お盆 棚経
8月19日 お施餓鬼(午前9時~11時位)
8月24日 地蔵盆(午前5時開門)
8月24日 送り火(午前9時~)
9月19日~25日 秋彼岸参り

年忌法要を申し込まれる方は、お早目にご連絡ください
どうぞ、ご家族揃ってお参りください

徳源寺の歴史

徳源寺の歴史

京都市妙心寺の高僧である天巌清長禅師は、播磨の国の二見地方の仏教が衰微しているのを巡教の途中で知り、心を痛めます。
この地に臨済の教えを広め、民衆を救済しようと考えました。
天正元年(1573)のことでした。
ここで教えを広め、尊敬を一身に集めたといわれる。

元和2年(1616)9月、天巌和尚は、徳源寺を建立。
室谷勘七昌奠さんの寄進によるものである。

本尊は薬師如来で、寺宝として開山和尚である天巌の肖像画が伝わっています。

天巌和尚肖像

天巌和尚肖像

立派な肖像画である。悠々とした態度。豊かないつくしみ深い表情。圓通妙覚禅師という人が、讃を寄せている。それによると『厳然たる姿は神のおわすようだ』という。そして、その『生は億万年にもわたる』と書く。

禅宗には、曹洞、臨済、黄檗の三宗がある。

臨済宗は、中国禅宗の一つで、宗祖は臨済義玄という。日本では栄西千光国師(岡山県の人、1215年没)が、12世紀の末にはじめて伝え、ひろめた。栄西国師の教えを引き継ぎ、伝えた人が天巌和尚である。

臨済禅を究め、修行を積み重ねた高僧の姿が、正しく伝えられている。

美しい、豊かな表情の和尚は、村の人々を優しくさとし、教えたことであろう。

薬師瑠璃光如来薬師瑠璃光如来

本尊 薬師瑠璃光如来

東方瑠璃光世界の教主であり、大医王仏としてわが国でも早くから信仰された。

『薬師本願功徳経』などに基づいて、衆生利益の願による、病気平癒・心身安楽などの功徳が示される。

日光菩薩・月光菩薩を脇待とし、十二神将を従える。

印相は釈迦如来と同じく『施無畏、与願印』であるが、左手に薬壺を持っている。